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リピート系自動/手動売買検証12/16時点の検証結果
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検証の詳細はこちら。
リピート系自動売買/手動売買をいくつかの通貨ペアで運用しています。その中でも収益率が良かったけどレンジアウトしたため運用を停止していた『ユーロポンドEURGBP売× トライオートFX 』の再開を考え始めています。そこで改めてプランを考えてみました。
基本的にはこちらの記事で書いてある考え方を踏襲してプランを立てますが、ユーロポンドEURGBPは結構ボラティリティがあるため仕掛けるレンジ幅を広げても収益が上げられると考えています。
そこで新たに『ユーロポンドEURGBP売× トライオートFX 』の再開をするにあたり、以前考えたプランより仕掛けるレンジ幅を広めに設定し、バックテストして収益率を考慮しながら細かい設定を考えました。そして誰でも始められるように、資金別のプランを用意しました。
この記事でわかること以下のことです。
この記事でわかること
- 『ユーロポンドEURGBP売×トライオートFX』の資金11万円・22万円・44万円のプラン
- プラン別でのバックテストの収益率
- ユーロポンドEURGBP売×トライオートの設定方法
ユーロポンドEURGBP売り×トライオードFX-ハイブリットプラン
まずは資金別の3つのプランをお示しします。
なお、表の数値は トライオートFX で設定する場合のものです。
表ではこのようになります。
設定項目 | 高値価格帯 | 安値価格帯 |
売買 | 売 | 売 |
レンジ幅(pips) | 600 | 400 |
本数(本) | 12 | 8 |
数量(万) | 0.1 | 0.1 |
スタート価格 | 0.89 | 0.85 |
利益幅(pips) | 600 | 100 |
カウンター値(pips) | 600 | 100 |
カウンター固定 | 固定 | 固定 |
バックテスト ※1 | +372,838円 | |
必要資金 ※2.3 | 443,856円 | |
期間平均年利 | +21.4% |
※1 バックテストの期間は2019/1/1~2022/12/4
※2 ロスカットレートEURGBP0.99に設定
※3 GBPJPY168円で計算
チャートにトラップを重ねるとこのようになります。
表ではこのようになります。
設定項目 | 高値価格帯 | 安値価格帯 |
売買 | 売 | 売 |
レンジ幅(pips) | 600 | 400 |
本数(本) | 6 | 4 |
数量(万) | 0.1 | 0.1 |
スタート価格 | 0.89 | 0.85 |
利益幅(pips) | 600 | 100 |
カウンター値(pips) | 600 | 100 |
カウンター固定 | 固定 | 固定 |
バックテスト ※1 | +198,691円 | |
必要資金 ※2.3 | 226,128円 | |
期間平均年利 | +22.4% |
※1 バックテストの期間は2019/1/1~2022/12/2
※2 ロスカットレートEURGBP0.99に設定
※3 GBPJPY168円で計算
チャートにトラップを重ねるとこのようになります。
表ではこのようになります。
設定項目 | 高値価格帯 | 安値価格帯 |
売買 | 売 | 売 |
レンジ幅(pips) | 600 | 400 |
本数(本) | 3 | 2 |
数量(万) | 0.1 | 0.1 |
スタート価格 | 0.89 | 0.85 |
利益幅(pips) | 600 | 100 |
カウンター値(pips) | 600 | 100 |
カウンター固定 | 固定 | 固定 |
バックテスト ※1 | +102,633円 | |
必要資金 ※2.3 | 117,264円 | |
期間平均年利 | +22.4% |
※1 バックテストの期間は2019/1/1~2022/12/2
※2 ロスカットレートEURGBP0.99に設定
※3 GBPJPY168円で計算
チャートにトラップを重ねるとこのようになります。
以前のプランより仕掛けるレンジ幅を広げ、資金別に仕掛ける本数を増減して利益値幅を価格帯別に変更しました。
この設定に至るまでにたくさんバックテストをしたわけですが、その過程で色々わかってきたことがあったので、その辺も含めどうしてこの設定なのかを解説します。
その前にリピート系自動売買ってなんだっけ?という方のために少しだけ解説をしておきます。
もうわかってるよ!って方は飛ばしてください。
リピート系自動売買
リピート系自動売買とは?
そもそも、リピート系自動売買とはなんなのか?
これは確固たる定義はないようですが、ある設定に沿って売買を自動で繰り返すシステムトレードのことです。代表的なものは、『イフダンifdone』を設定した通りに発注してくれて、決済までされると再度『イフダンifdone』を自動で発注しくれるというものです。
しかもこの『イフダンifdone』をたくさんの価格で注文ができるといったものです。
このようなイメージです。
しかもこの設定を一挙にできてしまうシステムを無料で提供してくれているのが『インヴァスト証券の トライオートFX 』と『 マネースクエア のトラリピ(トラップリピートイフダン)』です。
※『トラリピ®︎』はマネースクエアHDが特許を取得していますが、イフダンを沢山並べてそれを繰り返すリピート系の売買手法の総称としてトラリピと呼ぶこともあります。
私が思うにこのようなリピート系自動売買は、初期設定をしてしまえば相場に張り付く必要はなく、価格変動により感情を動かされることも少ないためほったらかしにできるのが特徴です。
その他にも、運用をする段階で必要な資金や自分のリスク許容も把握するため、運用の管理がしやすいのも特徴です。
デメリットとしては、運用期間中は常に含み損があることです。慣れてしまえば大したことではないのですが、慣れるまでは『大丈夫かな?』と少しストレスになることもあります。
このような特徴があるリピート系の手法ですが、システムを使って自動売買で運用もできますし、トラップの価格を自分で入力をして注文をする手動での運用もできます。
システムで運用する場合はそのシステムの使用料が有料の場合もあります。上で紹介した『インヴァスト証券の トライオートFX 』や『 マネースクエア のトラリピ』は口座開設をしていれば無料で使用できます。
また手動で行う場合は、イフダン(ifdone)をトラップの価格毎入力していきますのでほとんどの証券口座でできます。こちらは入力の手間があるため少し面倒であるとともに、注文したものが約定し決済されると再度手入力で注文をしなければならないので、あまりほったらかしにはできません。
せっかくほったらかしにできるリピート系の手法ですから、システムを使用した自動売買がいいですよね!ですから私は、システムが使いやすく、簡易バックテストも無料で使える『インヴァスト証券の トライオートFX』 をお勧めします。私はめっちゃ使ってます!
またトラリピの名称で有名な、『 マネースクエア のトラリピ』もいいですよ!こちらも私も使っていますが、リスク管理に必要な計算表も無料で使えるので重宝しています。
ユーロポンドEURGBP売り×トライオートFX-スタンダードプラン
『ユーロポンドEURGBP売× トライオートFX』を再開する上で、まず考えたのはスタンダードなプランです。
一応こんな感じで資金別に3つのプランを考えました。
表ではこのようになります。
設定項目 | 数値 |
売買 | 売 |
レンジ幅(pips) | 1000 |
本数(本) | 20 |
数量(万) | 0.1 |
スタート価格 | 0.85 |
利益幅(pips) | 500 |
カウンター値(pips) | 500 |
カウンター固定 | 固定 |
バックテスト ※1 | +300,646円 |
必要資金 ※2.3 | 443,856円 |
期間平均年利 | +17.3% |
※1 バックテストの期間は2019/1/1~2022/11/25
※2 ロスカットレートEURGBP0.99に設定
※3 GBPJPY168円で計算
チャートにトラップを重ねるとこのようになります。
表ではこのようになります。
設定項目 | 数値 |
売買 | 売 |
レンジ幅(pips) | 1000 |
本数(本) | 10 |
数量(万) | 0.1 |
スタート価格 | 0.85 |
利益幅(pips) | 500 |
カウンター値(pips) | 500 |
カウンター固定 | 固定 |
バックテスト ※1 | +152,274円 |
必要資金 ※2.3 | 226,128円 |
期間平均年利 | +17.3% |
※1 バックテストの期間は2019/1/1~2022/11/25
※2 ロスカットレートEURGBP0.99に設定
※3 GBPJPY168円で計算
チャートにトラップを重ねるとこのようになります。
表ではこのようになります。
設定項目 | 数値 |
売買 | 売 |
レンジ幅(pips) | 1000 |
本数(本) | 5 |
数量(万) | 0.1 |
スタート価格 | 0.85 |
利益幅(pips) | 400 |
カウンター値(pips) | 400 |
カウンター固定 | 固定 |
バックテスト ※1 | +74,782円 |
必要資金 ※2.3 | 117,264円 |
期間平均年利 | +16.36% |
※1 バックテストの期間は2019/1/1~2022/12/2
※2 ロスカットレートEURGBP0.99に設定
※3 GBPJPY168円で計算
チャートにトラップを重ねるとこのようになります。
以前のプランよりレンジ幅を550pipsから1000pipsに広げ、利益値幅は60pipsを4〜500pipsにしました。
このプランを作るときもバックテストをしていますが、このバックテストの結果から利益値幅を決めました。
スタンダードプランバックテスト結果
バックテストの結果はこのようになりました。
どのプランでも利益値幅は500pips前後が高くなっています。そして過去数年間の平均年利を出してみると、必要な資金に対して+16~7%と非常に好成績なためこのまま運用してみても良かったのですが、ひとつ気になることがありました。
それは、安値のトラップはなかなか決済されないのではないかということです。
上のEURGBPのチャートで見ると0.83付近でよく反発しています。ですから利益値幅を広めにした場合、決済価格が0.83以下となるポジションはなかなか決済されないし、かなり長い期間保有する可能性が高くなるということになります。
この懸念を払拭するために、安値の決済価格を0.83以上になるように調整したらどうか、という考えに至りました。
そしてまたもやバックテストをしてみました。
ハイブリットプランバックテスト結果
バックテストの結果は以下のようになりました。
経験上高値価格帯のトラップは、利益値幅を広げ安値価格帯のトラップは利益値幅を狭めれば利益が増えることは想定していましたが、バックテストでもそのようになりました。
実際はどのくらいのリピート回数だったのか、その他の要素を加味して調べなければ確実なことはわかりませんが、簡易のバックテストでも利益が多くなるということは一つの指標になると考えます。
ということで高値価格帯の利益値幅は広めで安値価格帯の利益値幅は狭めに設定するという、ハイブリットプランが良さそうだとなりました。そして冒頭でお示しした資金別のプランとなったわけです。
バックテストの結果は、あくまでも『過去の相場ではその設定が良かった』ということですから、これから先もその設定がいいとは言えません。ですから、バックテストの結果を鵜呑みにはできませんが、さまざまな可能性を想定して自分が納得のいく設定で運用するのが良いと思います。
ちなみにバックテストはインヴァスト証券のシステムを使って行いました。口座を開設すれば無料で使えますからとりあえず口座開設しておくのをお勧めします!
それではリピート系自動売買・手動売買の設定方法をお示しします。
ユーロポンドEURGBP売×トライオートFXの設定方法
まずは口座開設していないと使えませんので こちら から開設してください。
iPhoneでの設定方法をお示しします。AndroidやWEBブラウザもほとんど同様ですので参考にしてください。
アプリを開いてログインしたら、以下の画像の通り進めていきます。
ちなみに設定数値は22万円10本ハイブリットプランのものを使っています。
11万円5本ハイブリットプランや44万円20本ハイブリットプランなどは上記した数値を参考に入力してください。
セレクト→ビルダー→ビルダー→
FXで作る→マルチカスタム→続ける→EURGBP→
売→600→6→0.1→0.89→600→カウンター値にチェック→600→カウンター固定にチェック→下にスクロース→ロジック追加
→売→400→4→0.1→0.85→100→カウンター値にチェック→100→カウンター固定にチェック→下にスクロール→
ロジック追加→シミュレーション→今すぐ稼働→セット名を入力(自分が分かれば良い)→セット数1→稼働開始
以上で開始されますが、ひとつ注意点があります。
入金していないと稼働開始はできませんので気をつけてください。
バックテストは入金していなくても使用できます。
以上設定方法でした。
あとは有効証拠金が増えていくのを毎日確認するだけです!
まとめ
まとめ
- リピート系自動売買は初期の設定をしっかりすればほったらかしの運用ができる
- リピート系の自動売買はシステムが無料で使いやすいインヴァスト証券のトライオートFXが良い
- インヴァスト証券のトライオートFXは無料でバックテストができる
- リピート系の手法はシステムがない普通の証券口座でもできる
- ユーロポンドは仕掛けるレンジ幅が広くても収益率が良い
- 設定はスタンダードプランでも16~17%が狙える
- ハイブリットプランだと22%前後の収益率が狙える