これからFXを始めようとして口座開設を悩んでいる方は何を基準に口座を選んだらよかわからないと思います。
そんな方は先ず国内証券口座と海外証券口座の比較からするのをおすすめします。
FXが初心者の頃は取引スタイルも決まっていませんし口座の違いから受ける影響はほとんどありません。
しかもほとんどの方が、FXを続けているうちに取引スタイルがしっかりと決まってきます。
そうなるともう一度口座選びをするようになります。
更に続けていると口座をいくつも開設して取引スタイルに応じて使い分けたりもします。
ですから、初めからあまり細かいことにこだわる必要はありません。
というわけで、この記事では口座の特徴が大きく分かれる国内証券口座と海外証券口座だけを徹底比較してみます。
大きな違いがある部分と大差がない部分があります
判断しやすいようにフローチャートを用意しましたので
そちらを確認してみてください
この記事はこんな方におすすめ
- これからFXの口座開設をしようとしている人
- 国内証券口座と海外証券口座で違いがわからない人
- 口座開設を国内証券口座と海外証券口座で迷っている人
国内証券口座と海外証券口座の比較
考慮すべき項目を一覧にして比較しました。
まずはざっと眺めてみてください。
項目 | 国内証券口座 | 海外証券口座 |
レバレッジ | 低い | 高い |
スプレッド | 狭い | 広い |
追証とゼロカット | 追証ありが多い ゼロカットはほぼない | 追証なしが多い ゼロカットが多い |
ボーナス | キャッシュバックキャンペーンがあるものの条件が厳しい | キャッシュバックキャンペーンの条件が緩い |
取引ツール | 証券会社毎異なる独自のプラットホームを提供していることが多い | 世界で最も愛用されているMeta Trader に対応していることが多い |
取引通貨数 | 少ない | 多い |
口座開設のしやすさ | ほぼインターネットで完結す 郵便物の受け取りが必要 | インターネットで完結する 郵便物の受け取りが必要ない |
入出金のしやすさ | ネット銀行であれば24時間入金可能 クイック入金に対応している 手数料は無料のことが多い | クレジットカードでの入金が可能 入出金ともに手数料が発生することが多い |
税金 | 一律20.315%の申告分離課税 | 15%〜55%の総合課税制度(累進課税) |
こんなにたくさんの項目を比較して選べと言われても困りますよね
そこで!
これからFXを始めようとしている方がどこに注目すべきか
そしてその項目の比較をして決められるように
切り口をいくつかに分けてみました
こんな切り口で考えてみよう!
- 金銭面から考えた場合
- 始めるまでの手間で考えた場合
- その他
それぞれフローチャートにしましたので参考にしてみてください。
金銭面から考えた場合
各設問で関係のある比較項目をピックアップしていきます。
設問① 何がなんでも0円で始めたい
何がなんでも0円で始めたい場合は国内海外問わずデモ口座のある証券口座か『ボーナス(キャッシュバック)』のある証券口座がいいでしょう!
デモ口座はほとんどの証券口座が提供していますので注目すべきは『ボーナス(キャッシュバック)』です。
設問② 何がなんでも損はしたくない
何がなんでも損はしたくない場合は国内海外問わずデモ口座のある証券口座かボーナス(キャッシュバック)があるかつゼロカットシステムの海外証券口座が良いでしょう!
設問③ 数万円程度から始めてみたい
資金数万円から始めてみたい方はレバレッジの高い海外証券口座か1000通貨以下で取引ができる証券口座がおすすめです。
1000通貨以下の取引は国内海外問わず多くの証券口座が取り入れていますのでポイントはレバレッジになります。
設問④ 年間所得が330万円以上あるかないか
年間所得によってFXで利益が出たときの税金が変わってきます。
年間所得が約330万円以上ある方は国内証券口座の方が税金の支払いが少なく済みます。
利益が出る前ですが利益が出てからでは変更ができませんので事前に考えておく必要があります。
始めるまでの手間で考える
各設問で関係のある比較項目をピックアップしていきます。
設問① とにかく手っ取り早く始めたい
とにかく手っ取り早く始めたい場合は『口座開設のしやす』さと『ボーナス(キャッシュバック)』の関係から海外証券口座がおすすめです。
海外証券口座は最短当日に口座開設が可能ですし、口座開設だけで証拠金をもらえますのですぐに始められます。
設問② 証拠金の入金は手っ取り早いクレジットカードにしたい
口座への入金は国内証券口座は銀行からの振り込み入金のみですが即時入金が可能です。
一方海外証券口座への入金の場合は様々な振り込み方法がありますが手数料・口座反映までの日数の関係でクレジットカードで入金が手っ取り早いです。
証拠金の入金をクレジットカードにしたい場合は『入金のしやすさ』の項目に注目です。