サラリーマンのほったらかし投資

FX国内・海外口座の違いを比較-自分に合う口座をフローチャートで探そう

項目別比較

 

ボーナス

キャッシュバックボーナス

ボーナス(キャッシュバック)は国内証券口座海外証券口座では質が大きく異なります。

簡単に言いますと国内証券口座では『条件をクリアすれば現金がもらえる』海外証券口座では『口座開設だけで必要証拠金がもらえる』といった感じです。

 

ボーナスのココがポイント

  • 国内証券口座のキャッシュバックは条件をクリアできれば現金がもらえる
  • 国内証券口座のキャッシュバックは初期の資金が少ない方は条件をクリアできないことが多いのでもらえないと思った方が良い
  • 海外証券口座のボーナスは口座開設だけで証拠金がもらえるが現金での出金はできない
  • 海外証券口座では資金0円でFXが始められますので『全くの資金0円でFXをやってみたい!』という人にはもってこい

 

国内証券口座のボーナスのシステム

国内証券口座でボーナスはキャッシュバックがほとんどです。

このキャッシュバックは一定の条件があり、ほとんどが『口座開設+指定金額〇〇万円入金+指定通貨の一定数の取引』という条件です。

また通貨の取引数量に応じてキャッシュバック額が増えていくというものもあります。

このキャッシュバックは条件をクリアした時点で証券口座に反映され即出金することができます。

条件は厳しいですが現金がもらえるということです

これからFX始める方で小額資金(1万円〜10万円程度)で始めようと思っている方は
国内証券口座を利用してもキャッシュバックはほぼもらえないと思った方が良いです
条件をクリアできない場合が多いですからね
国内証券口座のキャッシュバックシステムに関しては
FXをすでに別口座で行なっている人に向けてセールスしていると思った方がいいでしょう

 

海外証券口座のボーナスのシステム

一方海外証券口座では、口座開設して書類提出ができた時点で証拠金として口座に反映されることが多いです。

ただ、ここで得たボーナスは出金できないことがほとんどです。

つまり証拠金として使用できますが現金がもらえるわけではないということです。

つまり現金はもらえないけど証拠金をもらえるということなので
・・・
0円で始められるということですね!
その通りです!

0円で始められるデモ取引口座もある

ボーナスとは違いますが、0円で始められるという意味ではデモ取引口座というのもあります。

デモ口座とは仮想のお金を資金として設定し本物の口座とほぼ同じ条件で取引できる証券口座です。

いくら損失を出してもいくら利益を出しても、自腹を切ることもなければお金をもらえることもありません

あくまでも仮想のお金です。

このデモ取引口座は国内外の証券会社に関係なく口座開設をすれば利用できるところが多いです。

中には口座開設しなくてもデモ口座だけを利用できる証券会社もあります。

 

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追証とゼロカットシステム

追証ゼロカットシステム

『国内証券口座は追証あり』『海外証券口座はゼロカットシステム』がほとんどです。

基本的には国内証券口座では一定以上の損失が出てしまった時や口座残高がマイナスになった時に追加資金の入金求められ海外証券口座では口座残高がマイナスになっても追加資金が求められないということです。

 

追証とゼロカットシステムのココがポイント

  • 国内海外証券口座共にロスカットされると基本的には証拠金だけが残る
  • 海外証券口座は基本的にはゼロカットシステムにより追加資金(追証)を求められることはない
  • 追加資金を払いたくない方は『ゼロカットシステム』のある海外証券口座がおすすめ
  • 国内海外証券口座共に〇〇ショックの時は追加資金のを求められることがある

 

ゼロカットシステムと追証についてもっと詳しく知りたい方はこちら

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レバレッジ

レバレッジ比較

レバレッジは海外証券口座の方が圧倒的に高い

レバレッジってなんだっけ?という人は、『FX口座開設前に知っておきたい基礎用語6選』のレバレッジの項目を読んでください。

 

レバレッジのココがポイント

  • 国内証券口座は25倍までとなっているため海外証券口座と比較して多めの証拠金が必要
  • 海外証券口座は500倍〜1000倍が多い
  • 国内証券口座に比べて海外証券口座はレバレッジが高いので証拠金が少なくて済みより小額で取引できる
  • 同じポジション量であれば海外証券口座の方がロスカットされにくい
  • ロスカットされたときは国内証券口座の方が残る資金量は多い

 

レバレッジの比較をもっと詳しく知りたい方はこちら

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税金

税金比較

国内証券口座海外証券口座では利益にかかる税金の算出方法が異なります。

 

税金のココがポイント

  • 国内証券口座で利益が出た場合は利益に対して一律20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)の税金がかかる申告分離課税制度
  • 海外証券口座で利益が出た場合は所得とFXの利益を合算してその金額に応じて15%〜55%の税金がかかる累進課税である総合課税制度
  • 同じ金額の利益で比較するとFXの利益が少ないうちは海外証券口座を利用した方が得
  • FXの利益が多くなってきたら国内証券口座を利用した方が得
  • 境目となるは年間の所得は330万円
  • サラリーマンなど元々所得が330万円以上ある方は国内証券口座で20.315%の税率の方が得
  • 主婦・主夫などで所得がほとんどない方などは海外証券口座で累進課税である総合課税の方が得

 

じゃ〜
330万円が境目になるということですか?
そうですね
大方そのようになります
ですが税金の算出方法はちょっと複雑です
『給料をもらっているかどうか』とか『FX以外に所得があるかどうか』などによって
そもそも確定申告しなくてもいい人がいますし
その辺りを詳しく知りたい方は下の記事を読んでみてください

 

税金の比較についてもっと詳しく知りたい方はこちら

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口座開設のしやすさ

口座開設比較

海外証券口座では全てインターネットで完結する

 

口座開設のしやすさのココがポイント

  • 国内証券口座海外証券口座ともに口座開設申し込みはインターネットでできる
  • 国内証券口座ではID・PWが郵送で届くため取引開始まで最低数日から1週間程度かかる
  • 海外証券口座ではID・PWがメールで届くため最短で数分後には取引できる

証券口座を開設するのに必要なものや手順は国内証券口座海外証券口座共にほぼ一緒ですが1点だけ違いがあります

それは郵便物の受け取りがあるかないかです。

国内証券口座海外証券口座共に口座開設をインターネットで申し込むできますが、申し込みをすると口座IDと初期パスワードが発行されます。

この口座IDと初期パスワードは国内証券口座では紙での通知ですので郵送されてきます。

ですので口座IDとパスワードを受け取れるのは数日から1週間程度の期間が必要です。

そして郵便物は『本人限定受け取り』ですので本人が郵便物の受け取りしなければいけません。

一方海外証券口座は口座IDと初期PWは口座開設時に登録したメールに通知がきます。

ですので即時もしくは数分程度で口座IDとパスワードを受け取れます。

口座IDとパスワードを受け取ればすぐにログインできます。

海外証券口座は口座申し込みからログインまで全てインターネットで完結するということです。

 

海外証券口座の開設は全てインターネットで完結するんですね〜
そうですね
海外証券口座は当日開設・取引ができますよ

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入出金のしやすさ

入金比較

海外証券口座への入金方法は様々ですが国内証券口座への入金は銀行振り込みによる入金のみです。

 

入金しやすさのココがポイント

  • 国内証券口座への入金は銀行からの振り込み入金のみだが手数料も安く即時反映が可能
  • 海外証券口座への入金は銀行からの振り込み入金では手数料が高いく口座反映まで2〜5営業日かかる
  • 海外証券口座では即時反映で手数料も安いクレジットカードやデビットカードでの入金が可能
  • 大きい資金でFXをしたい場合はクレジットカードでの入金は不利

 

国内証券口座への入金の場合は銀行振り込みのみとなっています。

通常の銀行振り込みと同じですからインターネットバンキングであれば口座への即時反映が可能なことが多いです。

手数料も銀行間振り込みとほぼなじで無料から数百円ですみます。

一方海外証券口座での入金方法は様々なものがあります

  • クレジットカード・デビットカード
  • バーチャルマネー(PAYPAL/WebMoneyなど)
  • 銀行送金(国内銀行)
  • 海外送金(海外銀行)
  • 小切手

とてもバラエティーに富んでいますが、日本で海外証券口座への入金をする場合には銀行間送金手数料が高くつくことや口座反映までに2〜5営業日かかることから、即時反映で手数料ほとんどかからないクレジットカード・デビットカードが実用的と言えます。

ただし、クレジットカードで入金をする場合はショッピング枠を用いるためにその枠を超えての入金はできません。

大きい金額を入金してトレードをしたい場合は不利になる可能性があります。

逆に言いますと小額であればクレジットカードはとても使い勝手が良いです。

また、デビットカードの場合は銀行残高が上限枠となっていますので注意が必要です。

 

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