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ハイレバレッジは危ない?ー国内証券口座と海外証券口座の比較ー

FXを始めて少しすると、海外証券口座なんかで聞く「ハイレバレッジ」について気になってくる方は多いかと思います。

海外のレバレッジは高いって聞くけど実際はどうなの?
ハイレバレッジって危ないんじゃないの?
国内の25倍と比較して何が違うの?

そんな方に国内証券口座と海外証券口座のレバレッジの特徴を解説して比較します。

こんな方におすすめ

  • 海外証券口座のレバレッジについて知りたい方
  • 海外証券口座のハイレバレッジって危ないんじゃないの?と思っている方
  • レバレッジで国内証券口座と海外証券口座のどっちがいいの?と思っている方

 

国内証券口座と海外証券口座のレバレッジの比較

国内証券口座より海外証券口座の方がハイレバレッジです。

日本の法律では証券会社のFX口座は最大レバレッジ25倍までと定められています

ですので国内証券口座では例外なくレバレッジは最大25倍です。

それに対して海外証券口座はこの規制にあたりません。

しかも海外証券口座はその国や地域の規制が日本より緩い場合が多いです。

つまり海外証券口座はレバレッジが高い傾向にあるということです。

レバレッジってなんだっけ?という方はこちらを読んでください。

 

海外証券口座では有名な4つの会社のレバレッジを比較します。

海外証券会社 最大レバレッジ
AXIORY 400倍
FXDD 500倍
XM 888倍
GemForex 1000倍

このように国内証券口座に比べて海外証券口座のレバレッジが格段に高いことがわかります。

レバレッジが高いと何かいいことあるんですか?
一番は証拠金と言われる必要な資金が少なくて済むことでしょう

 

ハイレバレッジの利点

レバレッジが高いと何がいいの?

レバレッジが高いと必要な資金(必要証拠金)が小額ですみます

試しにドル円100円の時に10万ドルを取引した場合の必要な資金(必要証拠金)を計算してみます。

証券会社 最大レバレッジ 必要資金(必要証拠金)
国内証券口座 25倍 40万円
AXIORY 400倍 2.5万円
FXDD 500倍 2万円
XM 888倍 約1.2万円
GemForex 1000倍 1万円

このようにレバレッジが高くなると必要な資金が少なくなるのがわかると思います。

 

レバレッジ1000倍口座ではドル円を10万ドル取引するのに1万あれば良い計算になります。

実際には手数料がかかりますのできっちり1万円で取引はできませんが、レバレッジが高いと『少ない資金で取引ができる』と覚えてもらえば良いです。

資金が少なくて済むんですね!
その通りです!
資金が少なくて済むのは分かったんですが
その分儲けも少なくなるんじゃないですか〜?
そういうわけではありません
『資金が少なくて済む』って実際どういうことなのかみてみましょう

 

必要証拠金が少なくて済むとどうなるのか?

 

口座に入っているお金に対して拘束されるお金が少なくて済むため余力ができるということです。

レバレッジ別証拠金と余剰金

図でわかるとおりレバレッジが高くなるにつれて必要証拠金が減り余剰金が増えています

余剰金が増えるということは、売買して保有できる量(ポジション量)も増やすこともできますし、決済していない損失(含み損)が多くなってきた時に強制的に決済(ロスカット)されにくくなるということでもあります。

ロスカットとは損失が余剰金を超えてしまう時に強制的にポジションを決済させられることです。

ただしここで気をつけなければならないのは、『ポジションを多く持てる』『ロスカットされにくい』からといって無闇にポジションを増やしてはいけないということです。

つまり沢山ポジションを持てば利益が大きくなりやすいですが、損失も大きくなりやすくロスカットもされやすいということです。

また、レバレッジにかかわらず同じポジション量を持った場合は利益と損失の幅は同じですが、低レバレッジの方がロスカットされやすくなります。

 

例えば車に例えるとわかりやすいと思います。

  • スピードを出しやすいスポーツカー=高レバレッジ
  • 軽自動車=低レバレッジ
  • スピードを出す=ポジション量を増やす
  • スピードを出して目的地に早く着く=利益
  • スピードを出すことによる事故の危険性=損失やロスカット

このように例えてみましょう。

レバレッジ比較

スポーツカーはスピードが出やすいですのでスピードを上げると早く到着します。

ですから利益が出やすくなりますが事故の危険性も高くなると考えることができます。

軽自動車はスピードが出しにくいですからスピードを出さなければ到着が遅くなります。

ですから利益は出にくいですが事故の危険性は低くなると考えることができます。

 

一方で同じポジション量を持った場合はどうでしょう。

レバレッジ比較

自動車はスピードが出やすい・出にくい関わらずスピードは出ます。

スピードを出した時にはスポーツカーの方が性能が良く走りが安定していますので事故の危険性は減るでしょう。

一方、軽自動車はスピードが出にくいのに無理やりスピードを出すと性能的に安定してませんので事故の危険性が高まります。

つまり、同じスピードで走る場合はスポーツカーの方が性能的に安定しているため事故の危険性は少ないということです。

スピードを出すことをポジション量を増やすと置き換えてみると、同じポジション量であれば高低レバレッジより高レバレッジの方がロスカットされにくいということになります。

まとめ

レバレッジのココがポイント

  • 国内証券口座に比べて海外証券口座はレバレッジが高い
  • 国内証券口座に比べて海外証券口座の方が証拠金が少なくて済むのでより小額で取引できる
  • 同じポジション量であれば海外証券口座の方がロスカットされにく
  • ロスカットされた場合は海外証券口座より国内証券口座の方が口座の残金が多い

 

ハイレバレッジであることの利点や欠点をしっかりおさえて、自分トレードスタイルに合わせて使い分けられれば危ないことはありません。

ですが、これから始めようという方はなかなかそうもいかないと思います。

ですから、もし初めてハイレバレッジの海外証券口座を使ってみようという方は、まずキャンペーンやボーナスがある証券口座を開設するのが良いと思います。

口座開設するだけでボーナスが何万円とかもらえるので、自分の資金は全くの0円で始められます。

また、海外証券口座と国内証券口座について比較した記事をいくつか買いていますので、こちらも参考にしてみてください。

 

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