この記事ではVIX関連の米国VI・米国ブルETF・米国VIベアETFがどんなものかを、これから始めようとしている方にもわかりやすく説明しています。
そして実践してみた結果初心者にもおすすめできる投資方であることがわかりましたので、基本的な部分から実際に取引するやり方までを記事にしました。
米国VI・米国VIブルETF・米国VIベアETFの基本を知っている方はこちらへどうぞ👇👇👇
ティーコンは投資を主にFXで行なっていました。
トルコリラスワップ運用が中心ですが為替差益を狙ったトレードも織り交ぜながらします。
これらを運用していく上でいつも考えていることは暴落です。
やっぱり暴落は怖いです。
そんなことを考えているうちに
と調べるようになりました。
そこで見つけたのがVIX指数に連動した米国VI・米国VIベアETF・米国VIブルEFTです。
これらはCFDで取引できます。
CFDとはContract for difference の略で差金決済取引のことです。
差金決済取引とは差額だけをやり取りする取引です。
利益が出たら利益分のみ受け取り損失が出たら損失分のみを支払う形で取引をします。
CFDは原油・金・指数・外国株式など世界中の資産に投資ができる商品です。
そこで
VIX指数で何だ?
米国VIってなんだ?
と調べたわけです。
ティーコンの調べるとは実践と同時進行ですので、やりながら覚える感じです。
そして取引をしてみましたが、思いの外簡単でした。
取引しているときのツイートがこちらです👇👇👇
米国VI利確
二週間ほど売りを保有してざっと3万強の利益
VIX関連の取引は再現性があり安心 pic.twitter.com/eTb3JGT1Fl
— ティーコン作業療法士@1000万で資産運用 (@TKongOT) October 16, 2019
ちなみに
米国VIブルFTFの値動きはこんな感じ
2012年以前は16000000ドル程
現在は22ドル程
8年で1/100万分になってる
価格差15999978ドル
理論上では8年で1億5千万円以上の利益になるてこと
恐ろしや〜 https://t.co/X82BxYUsxW pic.twitter.com/0bsnu2jx4h
— ティーコン作業療法士@1000万で資産運用 (@TKongOT) October 17, 2019
まずは基本的な部分だけ解説したいと思います。
この記事でわかること
- VIXの特徴
- VIXを利用した投資方法
- 米国VIについて
- 米国VIベアについて
- 米国VIブルについて
- ティーコンのその他の投資
VIX指数って何だ?
VIXとはVolatility Indexの略でアメリカのCBOE(シカゴ・オプション取引所)が算出している指数で別名恐怖指数と呼ばれます。
なぜ恐怖指数という名前がついたかというとアメリカの株式市場が暴落すると跳ね上がるという性質を持つからです。
一般的に数値が高いほど投資家が先行きに対して不安を感じているとされます。
ボラティティとは?
VIXはボラティティインデックスと言いましたがこのボラティティとは何のことかと言いますと、株価や為替の値動きの幅のことを言います。
例えば『値動きがない時はボラティティは小さい』値動きが大きい『時はボラティティが大きい』と表現します。
実際にVIXのチャートを見てみましょう。
黒◯はボラティティが小さい
赤○はボラティティが大きい
※チャートパークより
VIXのボラティティは相場の不安材料好材料によって大きくなる傾向にあります。
変動の要因としては経済指標の悪化や好転・貿易問題・政治不信・テロ・地震などの天変地異が挙げられます。
これらにより株式が暴落するとVIXのボラティティも大きくなります。
では何の株が暴落するとVIXが動くのでしょうか。
前述しましたがアメリカの株式市場が暴落すると跳ね上がるという性質を・・・
ズバリS&P500です!
S&P500とは簡単に言いますと日経225のようなものです
詳しくはこちら👇👇👇
これもチャートをみてみましょう。
VIXとS&P500を並べてみました。
※チャートパークより
見事にシンクロしているのがわかりますね。
S&P500に逆相関しています。
逆相関していることはわかったけど、どうやって投資するの?
そこですよね!
投資するにはこのVIXの特徴を知ることが必要になります
VIXの特徴
※チャートパークより
上でもでてきましたがもう一度VIXのチャートを見てみましょう。
過去10年の月足チャートです。
青い線は20のラインです。
大方20以下でうろうろしているのわかると思います。
そして時々上にピョンと突き抜けているのがわかります。
つまり普段何もイベントがない時は15とか20あたりを行ったり来たりしていますが、一度イベントが起こると20を超え30・40・50と上がってきます。
どこまで上昇するかはわかりません。
ちなみに過去最高値は96.4です。
2008年10月のリーマンショックの時ですね。
そして上がったら必ず15付近に戻ることもわかります。
戻るまでの期間はまちまちですがリーマンショックの時で、最高値をつけてから13か月かかっています。
1日で戻る時もあります。
為替や株式からしますと割と短期間で戻っていますね。
VIXをまとめますと
VIX特徴
- S&P500に逆相関する
- 何もなければ15〜20あたりにある
- 上限はわからないが最高値は98.4
- 市場が不安になると20以上に上昇する
- 割と短期間で20以下に戻る
さてここからが本題です。
この指数をどのように利用して投資をしていくかです。
VIXを利用して投資するには
ここまでの説明でVIXの特徴は米国株が暴落すると一時的に上昇し、必ず元に戻る性質があることがわかりましたね。
『この必ず元に戻る』ということがとても大切です。
為替や株式にはないVIXの特有のものです。
この特性を利用して投資できるのが
CFDの米国VI・米国VIベアETF・米国VIブルETFです。
これらの取り扱いがある会社はサクソバンクとGMOクリック証券です。
では、それぞれの一般的な取引方法の概要を説明します。
米国VIの取引方法
※GMOクリック証券プラチナチャートより
米国VIの1年分の日足チャートです。
取引方法はいたってシンプルです。
VIX指数が上昇したら米国VIも連動して上昇しますので、上昇したら上の画像の○で売りを保有します。
VIXが16や15まで下がったら決済します。
これだけです。
ティーコン流の米国VIの取引方法はこちら👇👇👇
米国VIベアETF
※GMOクリック証券プラチナチャートより
米国VIベアFTFの日足1年分です。
米国VIと違って基本的には価格は上昇をしていきます。
そうなるように設計されています。
VIXとの関係はVIXが上昇すると米国VIベアETFは一時値が下がります。
そしてVIXが元に戻れば値が戻ります。
ここまでは米国VIと逆相関の関係ですが米国VIベアETFの場合、その後時間とともに上がっていくのが特徴です。
米国VIの場合は戻ったら一定ですが米国VIベアETFは、時間とともに値が上がっていくところが特徴です。
ですので○の安い時に買いを保有して待っていればいいわけですね。
米国VIブルETF
※GMOクリック証券プラチナチャートより
米国VIブルFTFの日足1年分です。
米国ベアの逆の値動きをします。
ですので値が下がっていくように設計されています。
VIXとの関係も米国VIベアETFと真逆の値動きをします。
つまりVIXが上昇すると米国VIブルETFも値が上昇します。
そしてVIXが元に戻れば米国VIブルETFも値が戻ります。
ここまでは米国VIと相関の関係ですがブルETFの場合、その後時間とともに値が下がっていくのが特徴です。
ですので○で売りを保有して持っていればいいわけですね。
まとめ
VIX関連の投資としてはCFDで
- 米国VI
- 米国VIベアFTF
- 米国VIブルETF
があります。
これらはVIXに連動して特徴的な値動きをします。
この特徴を利用して投資をするとリスクを減らした投資ができそうですね。
ほったらかしVIX投資実践編では米国VIの特徴やティーコン流の取引方法を詳しく説明しています👇👇👇